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Marriott Bonvoy AMEX(マリオットボンヴォイ・アメックス)を解約すべき?

Marriott Bonvoy AMEX(マリオットボンヴォイ・アメックス)を解約すべき?
公式数字で読み解く判断基準とベストタイミング【体験談つき・保存版】

2025年の制度変更をきっかけに、「Marriott Bonvoy AMEXを解約したほうが良いのか?」という声が本当に増えています。
この記事では、アメリカン・エキスプレスとマリオットが公式に発表している情報をもとに、できるだけ分かりやすく整理しました。

「年会費の改定って結局どう変わったの?」
「無料宿泊特典はこれからもお得なの?」
「解約するならベストなタイミングはいつ?」

こういった疑問を、数字や条件を確認しながら一緒に解決していきましょう。
途中には、私自身の判断プロセスや体験談も交えています。最後まで読めば、きっと「今どうするのがベストか」が見えてくるはずです。


目次

改定前と改定後の比較(プレミアムカード)

項目 改定前(〜2025年8月20日) 改定後(2025年8月21日〜)
年会費 49,500円(税込) 82,500円(税込)
無料宿泊特典 更新時に無条件で1泊(上限50,000pt) 年間400万円以上利用で1泊(上限75,000pt)
プラチナエリート条件 カードだけでは不可(宿泊実績50泊必要) 年間500万円以上利用で付与
家族カード 1枚目無料/2枚目以降 24,750円 1枚目無料/2枚目以降 41,250円

表で比べてみると、特に年会費無料宿泊特典の条件が大きく変わったのが分かります。
以前は「持っているだけでお得」なカードでしたが、今は「高額利用が前提のカード」になったといえるでしょう。
この変化こそが、今まさに多くの人が「解約か?継続か?」と悩んでいる理由なんです。


1. なにを基準に判断する?(3つの観点)

ここからは、「解約するべきか、続けるべきか」を、難しい言葉を使わずに整理していきます。
大切なのは、次の 3つの観点 を自分ごとに落とし込んで考えることです。

① 年会費に対して、リターンを取れているか

プレミアムの年会費は 82,500円
この金額に対して、あなたが毎年どれくらい価値を取り返せているかをシンプルに見ます。

たとえば、上限 75,000pt の無料宿泊を ピーク料金の高い日 に使えるなら、年会費の大部分を回収しやすくなります。
一方で、ほとんど泊まらない年が続くなら、どうしても回収は難しくなりますよね。

② 条件に現実味があるか(達成できる生活動線?)

無料宿泊(75,000pt)は 年間400万円 のカード利用が条件、
カードだけでプラチナを目指すなら 年間500万円 の利用が必要です。

「出張が多い」「家計や教育費の決済をまとめている」など、自然に利用が積み上がる動線がある人は、現実的に狙えます。
でも、支出規模が小さい人や現金派の人には、やっぱりハードルは高め。
ムリに合わせるより、カード構成を見直した方がラクかもしれません。

③ 旅行スタイルとの相性(ホテル中心?マイル中心?)

「年に何回泊まるのか」「マリオットに寄せて旅程を組むのか」は、とても大事。
ホテル中心で動けるなら、このカードの強みを活かしやすいです。
逆に「年1回の旅行」や「航空がメイン」の人なら、マイルに強いカードの方が満足度が高くなることもあります。


2. 継続が向いている人/見直しが向いている人

あなたがどちら側に近いか、イメージしやすいように丁寧に言葉で整理しますね。

継続が向いている人

「決済額が積み上がる生活」×「マリオットに年数回以上泊まる」 この2つがそろう人は、継続で良い結果を得やすいです。
無料宿泊(75,000pt)を高単価の滞在にあてれば、年会費の重さはかなり和らぎます。
さらに、プラチナ(年500万円)に届くなら、ラウンジや朝食など、実感しやすい体験価値がついてきます。

見直し(ダウングレード or 解約)が向いている人

「カード利用がそこまで伸びない」、または 「マリオットに泊まる回数が少ない」 人は、プレミアムの恩恵を取り切りにくいです。
そういうときは、一般カードに切り替えて年会費を抑えつつ、50,000pt上限の無料宿泊(条件は年250万円)を目指す方が、生活にフィットします。
ホテル横断派やマイル重視派なら、他ブランドや航空系カードに寄せるのも賢い選択です。


3. 解約前に、ぜったいチェックしておきたいこと

解約の前にここだけは一緒に確認しましょう。
あとで「しまった…」にならないための、小さなチェックが大きな損を防ぎます

無料宿泊特典(受け取り状況と期限)

付与されたら 有効期限は1年
予約だけ ではなく、滞在完了 までが期限内である必要があります。
受け取っているのに使い忘れると、数万円相当を丸ごと捨てることに…もったいないですよね。
届いたメールと会員サイトの表示を確認し、使える日程を先に押さえておきましょう。

ポイント残高の扱い

カードを解約しても、Marriott Bonvoy のアカウント が続く限り、ポイントが即失効するわけではありません。
とはいえ、安心のために「予約で使う」「一部を移行する」など、出口の準備 をしておくと心に余裕が生まれます。

支払いの切り替え(公共料金・サブスク・ETC)

ここは見落としがち。
引き落とし先を別カードに変え忘れると、未払いアラートやサービス停止の原因になります。
大切なものから順番に、ひとつずつ確実に切り替え ていきましょう。

更新月と年会費の請求タイミング

会員サイトの明細で 「年会費の請求時期」 をチェック。
無料宿泊を取り切ったうえで、どこで区切るのが自分にとって一番ムダがないか を考えればOKです。


4. 解約のベストタイミングはいつ?

「解約するとしたら、いつが一番いいのか?」
これは本当に多くの人が迷うポイントです。

基本の考え方はシンプルで、更新時に無料宿泊を受け取ってから解約 するのがもっとも効率的です。
もし更新月が11月なら、年会費が請求される前に特典を確保 → 宿泊予約を済ませてから解約、という流れが王道ですね。

ただし「すぐに年会費が請求されそう」「次の旅行まで使う予定がない」という場合は、早めに解約しても構いません。
「特典を取り切ったか」 だけを判断軸にすればOKです。


5. 解約の具体的な手順と、引き止めオファー

解約の方法

アメックスは基本的に 電話(コールセンター) での解約が必要です。
Web上では「解約予約」や「チャットサポート」から案内されることもありますが、最終的には電話で確定となるケースが多いです。

よくある引き止めオファー

解約の電話をすると、担当者から「引き止めオファー」が出ることがあります。
過去の例だと、以下のようなケースがありました。

  • 数千〜1万ボーナスポイントの付与
  • 一時的な年会費割引
  • 限定キャンペーンの案内

ただし、これらは必ず出るわけではありません。
「もしオファーが出ればラッキー」 くらいの気持ちで臨むのがおすすめです。
無理に引き止められることはないので安心してくださいね。


6. 解約後に考えたい代替戦略

「解約したあと、どのカードを持つのがいいの?」という疑問にも触れておきましょう。
プレミアムを手放したあとに考えやすい代替策は、大きく3つです。

① 一般カードにダウングレード

年会費を抑えつつ、年間250万円利用で無料宿泊(50,000pt上限) を狙えるのが一般カード。
「完全に手放すのは惜しいけど、プレミアムは重すぎる」という人にフィットします。

② ヒルトン・アメックスへの切り替え

もし「ホテル系カードは1枚持ちたい」というなら、ヒルトン派に寄せるのもアリです。
更新ごとに無料宿泊が1泊(週末限定→現在は平日含むケースあり)もらえるため、シンプルに使いやすいと感じる人も多いです。

③ 航空系カードやマイル特化カードへ移行

旅行の中心が「航空」なら、ANAやJALのカードに寄せるのも合理的です。
マイル還元率やフライトボーナスで、ホテルに縛られない旅スタイルをつくれます。

大事なのは、「自分がよく使うリソース(ホテル or 航空)」に合わせてカードを最適化することです。
迷ったときは、直近1年間の旅行や出張を振り返ってみると答えが出やすいですよ。


4. 筆者の体験談:私が選んだ道

ここからは、私自身のケースを正直にお話しします。
私は「Marriott Bonvoy AMEX プレミアム」を所有していて、更新月は11月です。
今回の改定を受けて悩んだ結果、まずは更新で無料宿泊を受け取った後に、プレミアムから一般カードにダウングレード することにしました。

理由は、82,500円という高額な年会費を毎年取り返せる自信がなかったからです。
ただ、完全に手放すのは惜しいため、年会費を抑えつつ特典を維持できる「一般カード」への切り替えを選びました。

そしてもう一枚は「ホテル系カードのメリットを残す」か「より幅広いポイント活用を取る」かで悩み、2つのオプションを候補にしています。

  • ヒルトン・アメックス:更新ごとに無料宿泊がもらえるシンプルな仕組みで、旅行好きに向いている。
  • アメックス・ゴールド・プリファード:旅行だけでなく日常決済でもポイントが貯まりやすく、活用の幅が広い。

最終的にどちらを選ぶかはまだ検討中ですが、どちらにしても「自分のライフスタイルに合ったメリットを取りやすいカードを追加する」ことを意識しています。

5. まとめと今後の一歩

ここまで、Marriott Bonvoy AMEX プレミアムの改定と解約・ダウングレードの判断材料を整理してきました。
最後に、読者の方がすぐに判断できるようにチェックリストと次の行動ステップをまとめます。

判断のためのチェックリスト

  • 更新時の無料宿泊は受け取ったか?
  • 年間利用額(プレミアム400万円/一般250万円)を現実的に達成できそうか?
  • マリオット系ホテルに年複数回泊まる予定があるか?
  • ホテル系特典を重視するか? それとも日常決済でのポイント効率を重視するか?
  • 次に持つカードの候補(一般/ヒルトン/ゴールド・プリファードなど)は明確か?

この5つの質問に「はい」が多ければ継続・ダウングレードが向いています。
「いいえ」が多ければ、解約や他カードへの切り替えを検討するタイミングです。


おすすめの次の一歩

記事を読んで「続ける」「見直す」の方向性が決まったら、必ず最新情報をチェックしましょう。
まずは各カードの詳細を確認するのが第一歩です。


👉 Marriott Bonvoy AMEX 一般カードの詳細を確認する


👉 ヒルトン・アメックスの詳細を確認する


👉 アメックス・ゴールド・プリファードの詳細を確認する


参考:公式サイト

より正確な情報を得るために、必ず公式ページでも最新条件を確認してください。

カードはあくまでライフスタイルを豊かにするためのツール。
ぜひ「あなたにとって一番合う選択」をしてくださいね。

関連記事はこちら:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス(一般/プレミアム)徹底レビュー【2025年最新版】

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